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アルブミン製剤


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名称及び製剤 治療に関する項目 使用上の注意に関する項目 作用機序と体内動態 化学構造及び物性
人血清アルブミン

〔効〕アルブミンの喪失(熱傷,ネフローゼ症候群など)・合成低下(肝硬変症など)による低アルブミン血症,出血性ショック.

〔用〕(注)1回20〜50mL(人血清アルブミンとして4〜12.5g)を静注・点滴静注.

〔禁〕本剤成分に対しショック歴,本剤成分過敏症既往歴.

〔慎〕心臓障害,循環血液量が正常ないし過多,溶血性・失血性貧血,免疫不全・免疫抑制状態..

〔副〕〔重大な副作用〕ショック. 〔その他の副作用〕発熱,顔面紅潮,蕁麻疹等の過敏症状.

〔妊〕有益投与.ヒトパルボウイルスB19感染の可能性を否定できない.

〔貯〕30℃以下,禁凍結.

〔作用機序〕
血漿のコロイド浸透圧を維持することにより,循環血液量を保持する.また,種々の化合物と結合して,物質を運搬する作用を示す.

〔体内動態〕
t1/2:15〜20day

★人血清アルブミンは約600個のアミノ酸残基よりなる一本鎖のたん白質である.
mw:約69,000
基原:1,000人分以上のHBs抗原陰性人血漿
★人血清アルブミンを主成分とする黄色ないしは黄褐色の澄明な液.

human serum albumine
アルブミン
(化血研,日本製薬,バイエル,HMR,吉富)
―注:20%, 25%
pH:6.4〜7.4
浸透圧比(生理食塩液対比):0.5〜1.0(製品により異なる)
赤十字アルブミン
(日赤)
―注:20%
pH:6.9±0.5
浸透圧比(生理食塩液対比):0.5
ブミネート
(バクスター)
―注:25%
pH:6.9±0.5
浸透圧比(生理食塩液対比):約1

加熱人血漿たん白

〔効〕アルブミンの喪失(熱傷,ネフローゼ症候群など)・合成低下(肝硬変症など)による低アルブミン血症,出血性ショック.

〔用〕(注)1回250〜500mL(アルブミンとして11〜22g)を静注・点滴静注.投与速度は5〜8mL/分以下.

〔禁〕本剤成分に対しショック歴,人工心肺使用時,本剤成分過敏症既往歴.

〔慎〕IgA欠損症,重篤な心・腎障害,高度の貧血,溶血性・失血性貧血,免疫不全・免疫抑制状態.

〔副〕〔重大な副作用〕ショック. 〔その他の副作用〕血圧低下,顔面紅潮,蕁麻疹.

〔貯〕30℃以下,禁凍結.

〔作用機序〕
血漿たん白量の増加により,血漿膠質浸透圧の改善,脂肪酸・トリプトファン・ビリルビン・ホルモン・酵素・ビタミン・金属イオン・薬物などと結合し,これらの物質代謝に重要な役割を占める.

★585個のアミノ酸からなる1本鎖たん白質.長さ150Å,幅38Åのだ円形.N末端:アスパラギン酸,C末端:ロイシン.
★主成分:人血清アルブミン
mw:66,458
★黄色〜黄褐色液剤.脂肪により混濁することあり.

human plasma protein fraction
献血アルブミネート
Kenketu Albuminate
(日本製薬,武田)
プラスマネート・カッター
Plasmanate Cutter
(バイエル)
プラズマプロテインフラクション
(バクスター)
―注:1mL中アルブミン44mg
pH:6.4〜7.4
浸透圧比(生理食塩液対比):約1
 約0.9(プラスマネート・カッター)


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