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医薬品・医療用具等安全性情報187号(H15/3/27)


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医薬品情報提供ホームページ(医薬品機構、厚生労働省)より

医薬品・医療用具等安全性情報
Pharmaceuticals and Medical Devices
Safety Information No.187

目   次

  1. 重要な副作用等に関する情報
    1 アロプリノール
    2 ヒドロキシカルバミド
  2. 使用上の注意の改訂について(その144)
    エチゾラム他(7件)


     この医薬品・医療用具等安全性情報は,厚生労働省において収集された副作用情報をもとに,医薬品・医療用具等のより安全な使用に役立てていただくために,医療関係者に対して情報提供されるものです。

    平成15年(2003年)3月
    厚生労働省医薬局

    1 重要な副作用等に関する情報

     医薬品・医療用具等安全性情報 No.166の『「医薬品・医療用具等安全性情報」の月刊化について』でお知らせしましたように,前号(医薬品・医療用具等安全性情報 No.186)以降に改訂を指導した医薬品の使用上の注意のうち重要な副作用等について,改訂内容,参考文献等とともに改訂の根拠となった症例の概要に関する情報を紹介いたします。

    【1】 アロプリノール
    販売名(会社名)  アイデイト錠(鶴原製薬)
     アデノック錠(三菱ウェルファーマ)
     アノプロリン錠(アズウェル)
     アプリノール錠(帝三製薬)
     アリスメット錠(辰巳化学)
     アロシトール(田辺製薬)
     アロチーム錠(沢井製薬)
     アロック錠(日本ヘキサル)
     アロプリノールコーワ錠(興和)
     アロプリノール錠(昭和薬品化工)
     アロプリノール錠(東洋ファルマー)
     アロリン錠(東和薬品)
     アンジーフ(日本ケミファ)
     ケタンリフト錠(太田製薬)
     ケトブンA(イセイ)
     サイトックD錠(東亜薬品)
     ザイロリック錠,同錠50,同錠100
     (グラクソ・スミスクライン)
     サロベール錠(大日本製薬)
     タカナルミン錠(高田製薬)
     ノイファン錠(ナガセ医薬品)
     プロデック錠(大洋薬品工業)
     マサトン錠(全星薬品工業)
     ミニプラノール錠(日本ガレン)
     モナーク錠(エスエス製薬)
     ユーリック錠(日新製薬)
     リボール錠,同細粒(日本シエーリング)
    薬効分類等 痛風治療剤
    効能効果 下記の場合における高尿酸血症の是正
     痛風,高尿酸血症を伴う高血圧症


    使用上の注意(下線部追加改訂部分)》
    [重要な基本的注意] 腎機能障害のある患者では本剤やその代謝物の排泄が遅延し高い血中濃度が持続するので,投与量の減量や投与間隔の延長を考慮すること。特に腎不全患者に副作用が発現した場合は重篤な転帰をたどることがあり,死亡例も報告されているので,患者の状態を十分に観察し注意しながら投与すること。
    [副作用(重大な副作用)] 劇症肝炎等の重篤な肝機能障害,黄疸があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと。
    〈参   考〉 企業報告


    NO. 患者 1日投与量
    投与期間
    副作用 備考
    性・
    年齢
    使用理由
    (合併症)
    経過及び処置
    1
    40代
    高尿酸血症
    (慢性腎不全,上気道感染症)
    50mg
    36日間
    劇症肝炎
    投与開始日 高尿酸血症のため,本剤投与開始。
    投与37日目
    (投与中止日)
    肝機能障害発現にて入院。
    本剤投与中止。安静,薬剤(グリチルリチン・L-システイン・グリシン,ウルソデオキシコール酸)にて治療し,症状改善傾向。
    中止10日後 意識レベル低下,アンモニア(NH3)325μg/dL,プロトロンビン時間(PT)16.6%と,劇症肝炎発症。同日より血漿交換,血液濾過透析開始。高カロリー輸液,グルカゴン-インスリン療法,ラクツロース及び硫酸ポリミキシンB注腸開始。
    中止12日後 呼吸状態悪化,人工呼吸管理となる。副腎皮質ステロイド療法開始。播種性血管内凝固症候群(DIC)も発症し,メシル酸ガベキサート,乾燥濃縮人アンチトロンビン-III投与にて治療開始。
    中止15日後 意識状態の回復を認める。
    中止16日後 呼吸状態が安定し抜管するも,PTは改善せず。血漿交換は10回行い,その他の治療も継続したが,再び昏睡状態となった。
    中止22日後 副腎皮質ステロイド療法終了。
    中止23日後 血液濾過透析終了。
    中止25日後 死亡(死因:劇症肝炎,剖検結果:肝臓の著明な萎縮を認める)。
    〈DLST〉
     本剤,クラリスロマイシンともに陰性
     HBs抗原,HCV抗体,CMV IgM,EBV IgM,HA抗体はすべて陰性
    企業報告
    臨床検査値
      
    投与
    開始日
    投与37日目
    (投与中止日)
    中止
    7日後
    中止
    10日後
    中止
    12日後
    中止
    16日後
    中止
    21日後
    中止
    24日後
    AST(GOT)(IU/L)
    432
    86
    220
    236
    61
    12
    13
    ALT(GPT)(IU/L)
    1410
    502
    407
    302
    68
    21
    13
    Al-P(IU/L)
    1168
    864
    655
    271
    210
    199
    256
    LDH(IU/L)
    1154
    399
    459
    526
    447
    408
    411
    γ-GTP(IU/L)
    270
    総ビリルビン(mg/dL)
    1.0
    3.4
    9.6
    11.6
    10.6
    15.9
    22.9
    直接ビリルビン(mg/dL)
    6.8
    BUN(mg/dL)
    78.9
    104.3
    103.4
    101.3
    23.4
    6.0
    5.8
    10.4
    血清クレアチニン(mg/dL)
    6.3
    7.4
    7.4
    7.6
    3.4
    2.3
    3.5
    5.1
    アルブミン(g/dL)
    4.2
    2.9
    2.8
    3.0
    3.0
    3.4
    アンモニア(μg/dL)
    325
    92
    158
    160
    81
    プロトロンビン時間(%)
    78
    16.6
    17.6
    25.0
    5.9
    4.8
    併用薬:クラリスロマイシン


    NO. 患者 1日投与量
    投与期間
    副作用 備考
    性・
    年齢
    使用理由
    (合併症)
    経過及び処置
    2
    40代
    高尿酸血症
    (慢性腎不全,IgA腎症,高血圧,腎性貧血,咽頭痛)
    200mg
    38日間
    劇症肝炎
    投与開始日 IgA腎症,高血圧があり,慢性腎不全保存治療を開始するため来院。ベシル酸アムロジピン,メシル酸ドキサゾシンの他院での処方に加え,カンデサルタンシレキセチル,エポエチンアルファ(遺伝子組換え),及び本剤を処方される。
    投与10日目 倦怠感出現。
    投与11日目 皮疹,発熱,上気道炎症状もあったため,アセトアミノフェン,塩化デカリニウムを処方される(アセトアミノフェンは服用せず)。
    投与15日目 再診時,解熱。塩化リゾチームを追加処方。
    投与29日目 AST(GOT)59IU/L,ALT(GPT)147IU/L,LDH1079IU/Lを示す。
    投与30日目 食欲不振,倦怠感,呼吸苦がみられる。
    投与33日目 AST(GOT)135IU/L,ALT(GPT)268IU/L,LDH1121IU/Lを示し,入院となる。その後,徐々に肝障害が進行。
    投与38日目
    (投与中止日)
    本剤,ベシル酸アムロジピン,メシル酸ドキサゾシン,カンデサルタンシレキセチルの投与中止。血液透析導入。腎障害も増悪を認める。
    中止11日後 血液透析施行中に意識低下,頭部CTにて脳浮腫を認めICUへ入室。劇症肝炎と診断され,血漿交換療法,持続血液濾過開始。
    中止13日後 DLST施行(本剤,カンデサルタンシレキセチル:陰性,塩化リゾチーム:陽性)
    中止14日後 死亡(死因:劇症肝炎,剖検なし)。
    企業報告
    臨床検査値
      
    投与
    開始日
    投与
    15日目
    投与
    29日目
    投与
    33日目
    投与
    36日目
    中止
    8日後
    中止
    11日後
    中止
    12日後
    中止
    13日後
    AST(GOT)(IU/L)
    11
    11
    59
    135
    152
    952
    733
    395
    491
    ALT(GPT)(IU/L)
    15
    18
    147
    268
    265
    941
    769
    346
    262
    Al-P(IU/L)
    652
    1343
    2434
    LDH(IU/L)
    466
    488
    1079
    1121
    989
    1105
    1469
    γ-GTP(IU/L)
    24
    33
    136
    404
    520
    473
    総ビリルビン(mg/dL)
    0.3
    0.2
    0.3
    0.4
    7.1
    15.4
    12.7
    直接ビリルビン(mg/dL)
    0.2
    12.5
    BUN(mg/dL)
    40.2
    41.9
    68.1
    59.1
    71.8
    81.4
    105.6
    49.3
    32.1
    血清クレアチニン(mg/dL)
    4.8
    5.1
    5.6
    5.5
    6.4
    10.6
    15.6
    8.7
    5.9
    アルブミン(g/dL)
    4.1
    3.8
    3.6
    3.7
    3.5
    3.2
    3.5
    3.3
    アンモニア(μg/dL)
    562
    300
    プロトロンビン時間(%)
    74.8
    18.3
    24.8
    31.4
    プロトロンビン時間(秒)
    13.3
    36.1
    28.2
    23.4
    併用薬:ベシル酸アムロジピン,メシル酸ドキサゾシン,ロサルタンカリウム,カンデサルタンシレキセチル,エポエチンアルファ(遺伝子組換え),塩化デカリニウム,塩化リゾチーム


    【2】ヒドロキシカルバミド

    販売名(会社名) ハイドレアカプセル500mg(ブリストル製薬)
    薬効分類等 代謝拮抗剤
    効能効果 慢性骨髄性白血病


    使用上の注意(下線部追加改訂部分)》
    [副作用(重大な副作用)] 皮膚潰瘍:本剤を長期に投与した症例で皮膚潰瘍(下肢に好発する)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
    〈参   考〉 企業報告

    症例の概要
    NO. 患者 1日投与量
    投与期間
    副作用 備考
    性・
    年齢
    使用理由
    (合併症)
    経過及び処置
    1
    50代
    慢性骨髄性白血病
    (糖尿病)
    1〜1.5g
    約2年間
    下腿潰瘍
    投与開始日 慢性骨髄性白血病と診断され,本剤投与開始。
    投与約1年1ヵ月目 右足に有痛性潰瘍出現。その後左足にも同様の潰瘍出現。近医にて抗潰瘍剤による保存的治療行うも難治。
    発現約1年目
    (投与中止日)
    潰瘍の精査・加療目的で入院。本剤投与中止,ブロメラインによる保存的治療,高気圧療法により潰瘍は軽快。
    中止48日後 一部上皮化が遅れているため,チール植皮施行。
    中止54日後 植皮部生着良好。略治と判断し,退院。その後再発はなし。
    企業報告
    併用薬:なし

    NO. 患者 1日投与量
    投与期間
    副作用 備考
    性・
    年齢
    使用理由
    (合併症)
    経過及び処置
    2
    80代
    本態性血小板血症
    (なし)
    0.5〜1.5g
    約2年間
    両下腿潰瘍
    心筋梗塞の治療中に血小板の増多の指摘受け(自覚症状特になし)以来本剤が投与(0.5〜1.5g)されていた。
    投与約2年目 両足の潰瘍が出現,数も増し疼痛(+),歩行も困難となってきた。
    発現約3ヵ月目
    (投与中止日)
    初診時,両足外踝,足背に5個の鶏卵大までの不整形の潰瘍を認め,また,両踵部にも黄色壊死組織が付着する潰瘍があった。本剤投与中止。
    中止46日後 外用保存療法するも不変のため,大腿部から採取した分層植皮術を施行した。
    中止151日後 その後,再発することなく,リハビリの後,退院した。
    企業報告
    併用薬:アスピリン・ダイアルミネート,アテノロール,フロセミド,ロサルタンカリウム,ジピリダモール,硝酸イソソルビド,ニフェジピン,ニコランジル,アズレンスルホン酸ナトリウム・L-グルタミン,塩酸チクロピジン

    NO. 患者 1日投与量
    投与期間
    副作用 備考
    性・
    年齢
    使用理由
    (合併症)
    経過及び処置
    3
    60代
    慢性骨髄性白血病
    (パーキンソン病)
    0.5〜1g
    約3年3ヵ月間
    皮膚潰瘍
    投与開始日 慢性骨髄性白血病に本剤0.5〜1g投与開始。
    投与約3年2ヵ月目 右足内踝部に腫脹が生じ,その後冷感・疼痛を伴うようになった。更に同様症状が左足関節部後面にも生じた。
    発現約1ヵ月目 両踵部に潰瘍が生じ,徐々に拡大した。
    発現47日目
    (投与中止日)
    潰瘍の原因として本剤の関与が強く疑われたため,本剤を中止した。しかし潰瘍は軽快傾向なし。
    中止34日後 皮膚科へ入院となった。入院時,両踵部から足関節後面にかけて,壊死組織が付着した地図状の潰瘍を認めた。入院後,局麻下にdebridement(壊死組織切除)を頻回に行い,壊死組織の除去,抗潰瘍剤の外用を連日施行した。二次感染等を生じたものの徐々に潰瘍は縮小した。
    中止133日後 退院。以後外来で,残在する虫喰状の潰瘍に対する治療を続けた。
    中止332日後 潰瘍はすべて上皮化が終了した。
    中止約1年9ヵ月後 現在も同部に生じた角質増殖に対する治療を継続中。
    企業報告
    併用薬:塩酸チクロピジン,センナ・センナ実


    目次へ



    2 使用上の注意の改訂について(その144)

     前号(医薬品・医療用具等安全性情報 No.186)以降に改訂を指導した医薬品の使用上の注意(本号の「1 重要な副作用等に関する情報」で紹介したものを除く。)について,改訂内容,主な該当販売名,参考文献等をお知らせいたします。

    1 〈精神神経用剤〉
    エチゾラム
    [販 売 名] デパス錠0.5mg,同錠1mg,同細粒1%(三菱ウェルファーマ)他
    [副作用(重大な副作用)] 悪性症候群本剤の投与,又は抗精神病薬との併用,あるいは本剤の急激な減量・中止により悪性症候群があらわれることがある。発熱,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗,白血球の増加,血清CK(CPK)の上昇等があらわれた場合には,体冷却,水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うことまた,本症候群発症時にはミオグロビン尿を伴う腎機能の低下があらわれることがある。
    〈参   考〉 企業報告

    〈精神神経用剤〉
    塩酸トラゾドン
    [販 売 名] デジレル錠25,同錠50(ファルマシア),レスリン錠25,同錠50(オルガノン)他
    [副作用(重大な副作用)] QT延長,心室性期外収縮:QT延長,心室性期外収縮があらわれることがあるので,定期的に心電図検査を行うなど観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
    セロトニン症候群:セロトニン症候群があらわれることがあるので,錯乱,発汗,反射亢進,ミオクロヌス,戦慄,頻脈,振戦,発熱,協調異常等が認められた場合には,投与を中止し,水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。
    〈参   考〉 企業報告

    〈総合感冒剤〉
    ヨウ化イソプロパミド・塩酸フェニルプロパノールアミン・塩酸ジフェニルピラリン
    [販 売 名] ダン・リッチ(住友製薬)
    [禁   忌]
    前立腺肥大のある患者
    下部尿路に閉塞性疾患のある患者
    [副作用(重大な副作用)] 尿閉:尿閉があらわれることがあるので,排尿障害,下腹部膨満感等の異常が認められた場合には,投与を中止し,導尿等適切な処置を行うこと。また,腎後性急性腎不全に至る場合があるので,注意すること。
    〈参   考〉 企業報告

    〈不整脈用剤〉
    塩酸ソタロール
    [販 売 名] ソタコール錠40mg,同錠80mg(ブリストル製薬)
    [副作用(重大な副作用)] 心室細動,心室頻拍,Torsades de pointes,心不全,心拡大:本剤の催不整脈作用による心室細動あるいは心室頻拍,Torsades de pointes,心不全,心拡大の症状があらわれることがあるので,定期的に心電図検査及び胸部レントゲン検査又は心エコー検査を行い,異常が認められた場合には,減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと(心室細動,心室頻拍又はTorsades de pointesの場合には下記の処置法を考慮)。
     直流除細動,経静脈ペーシング,エピネフリンの投与,硫酸マグネシウムの投与
    〈参   考〉 企業報告

    〈その他のアレルギー用薬〉
    オキサトミド
    [販 売 名] セルテクト錠,同ドライシロップ(協和発酵工業)他
    [副作用(重大な副作用)] 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
    〈参   考〉 企業報告

    〈抗ウイルス剤〉
    ジドブジン
    [販 売 名] レトロビルカプセル(グラクソ・スミスクライン)
    [副作用(重大な副作用)] 膵炎
    〈参   考〉 企業報告

    〈抗ウイルス剤〉
    硫酸アバカビル
    [販 売 名] ザイアジェン錠(グラクソ・スミスクライン)
    [警   告]
    警 告

    呼吸器疾患(肺炎,気管支炎,咽頭炎),インフルエンザ様症候群,胃腸炎,又は併用薬剤による副作用と考えられる症状が発現した場合あるいは胸部X線像異常(主に浸潤影を呈し,限局する場合もある)が認められた場合でも,本剤による過敏症の可能性を考慮し,過敏症が否定できない場合は本剤の投与を直ちに中止し,決して再投与しないこと。
    [副作用(重大な副作用)] 過敏症
     過敏症の特徴は多臓器及び全身に症状を認めることである。過敏症を発現するほとんどの患者に発熱又は皮疹が認められる。過敏症の徴候又は症状は以下のとおりである。
      呼吸器:呼吸困難,咳,咽頭痛,急性呼吸促迫症候群,呼吸不全
    皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
    〈参   考〉 企業報告

    一般用医薬品
    ヨウ化イソプロパミド・塩酸フェニルプロパノールアミン・塩酸ジフェニルピラリン・無水カフェイン
    [販 売 名] コンタック600EX,ダン12,ダンリッチA,ストナ鼻炎カプセル(住友製薬)
    [してはいけないこと] 次の人は服用しないこと
     次の症状のある人
      排尿困難
     次の診断を受けた人
      高血圧,心臓病,甲状腺機能障害,前立腺肥大
    [相談すること] 次の場合は,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
     服用後,次の症状があらわれた場合
      まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
       尿閉:尿意があるのに尿が出ない。
    (次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談すること
     次の症状のある人
      排尿困難を削除)
    〈参   考〉 企業報告

    お知らせ
      NTTのファクシミリ通信網サービス「Fネット」を通じ,最近1年間の「医薬品・医療用具等安全性情報」がお手元のファクシミリから随時入手できます(利用者負担)。
      「Fネット」への加入等についての問い合わせ先:0120−161−011
      なお,医薬品情報提供ホームページ(http://www.pharmasys.gr.jp/)又は厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/)からも入手可能です。

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