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使用上の注意の改定指示(H12/12/01)


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医薬品情報提供ホームページ(医薬品機構、厚生省)より

平成12年度12月 1日指示分
  1. 注射用乾燥インターフェロン−β
  2. インターフェロン−α注射液
    注射用乾燥インターフェロン−α
    注射用乾燥インターフェロン−α−2a
    注射用乾燥インターフェロン−α−2b
  3. 硫酸アバカビル
  4. セボフルラン
  5. 臭化ベクロニウム
  6. 塩酸プロピベリン
  7. アザチオプリン
  8. 塩酸セフェピム
  9. アムホテリシンB(錠剤、シロップ剤)
  10. アムホテリシンB(注射剤)
  11. 塩酸バンコマイシン(経口剤)
  12. クエン酸モサプリド
  13. ミコフェノール酸モフェチル
  14. エレンタール
  15. エレンタールP
  16. クリニミール
  17. エンシュア・リキッド
    エンシュア・H
  18. ハーモニック−F
    ハーモニック−M
    ベスビオン
    ラコール
  19. ツインライン
  20. エンテルード
  21. メシル酸ペルゴリド

使用上の注意改訂情報
(平成12年12月1日指示分)


1.【医薬品名】注射用乾燥インターフェロン−β

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項の発熱に関する記載を

「本剤の投与初期において、一般に発熱がみられる。その程度は個人差が著しいが高熱を呈する場合もあるので、発熱に対してあらかじめ十分配慮すること。」

と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項に

敗血症:易感染性となり、敗血症があらわれることがあるので、患者の全身状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

を追記する。

〈参考〉企業報告


2.【医薬品名】 インターフェロン−α注射液
注射用乾燥インターフェロン−α
注射用乾燥インターフェロン−α−2a
注射用乾燥インターフェロン−α−2b

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の[重大な副作用]の項に

敗血症:易感染性となり、敗血症があらわれることがあるので、患者の全身状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

を追記する。

〈参考〉企業報告


3.【医薬品名】硫酸アバカビル

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[警告]の項の海外の臨床試験に関する記載を

「海外臨床試験において、本剤投与患者の約%に過敏症の発現を認めており、まれに致死的となることが示されている。本剤による過敏症は、通常、本剤による治療開始6週以内(中央値11日)に発現するが、その後も継続して観察を十分に行うこと。

と改め、過敏症の症状に関する記載を

「本剤による過敏症では以下の症状が多臓器及び全身に発現する。
・皮疹
・発熱
・胃腸症状(嘔気、嘔吐、下痢、腹痛 等)
・疲労感、倦怠感
・呼吸器症状(呼吸困難、咽頭痛、咳 等) 等
このような症状が発現した場合は、直ちに担当医に報告させ、本剤による過敏症が疑われたときは本剤の投与を直ちに中止すること。」

と改め、過敏症が発現した場合の再投与に関する記載を

「過敏症が発現した場合には、決して本剤を再投与しないこと。本剤の再投与により数時間以内にさらに重篤な症状発現重篤な血圧低下が発現する可能性及び死に至る可能性がある。」

と改め、

呼吸器疾患(肺炎、気管支炎、咽頭炎)、インフルエンザ様症候群、胃腸炎、又は併用薬剤による副作用と考えられる症状が発現した場合でも、本剤による過敏症の可能性を考慮し、過敏症が否定できない場合は本剤の投与を直ちに中止し、決して再投与しないこと。

を追記し、[慎重投与]の項の

「腎障害患者〔本剤の約2%が腎から未変化体として尿中に排泄される。腎障害患者における薬物動態学的データはなく、腎障害の程度に応じた推奨投与量は明らかでない。〕」

を削除し、[重要な基本的注意]の項の

「本剤投与による過敏症は、通常、治療開始6週以内(中央値11日)に発現し、まれに致死的となることが報告されている。患者に過敏症について必ず説明し、過敏症を注意するカードを常に携帯するよう指示すること。過敏症の徴候又は症状が発現した場合は、直ちに担当医に報告させ、本剤による過敏症が疑われたときは本剤の投与を直ちに中止すること。(「副作用」の項参照)」

を削除し、

本剤による過敏症が疑われたときは本剤の投与を直ちに中止し、決して再投与しないこと。(「重大な副作用」の項参照)

を追記し、過敏症の呼吸器症状に関する記載を

「呼吸器疾患(肺炎、気管支炎、咽頭炎)、インフルエンザ様症候群、胃腸炎、又は併用薬剤による副作用と考えられる症状が発現した場合でも、本剤による過敏症の可能性を考慮し、過敏症が否定できない場合は本剤の投与を直ちに中止し、決して再投与しないこと。」

と改め、

「過敏症の発現後は、本剤を決して再投与しないこと。本剤の再投与により数時間以内にさらに重篤な症状の発現、生命を脅かす程度の血圧低下の発現及び死に至る可能性がある。(「副作用」の項参照 )」

を削除し、

本剤の再投与を考慮する際は、次のことに注意すること。
・本剤による過敏症が疑われた患者には、決して再投与しないこと。
・本剤を中止した理由を再度検討し、過敏症との関連性が否定できない場合は再投与しないこと。
・投与中止前に過敏症の主な症状(皮疹、発熱、胃腸症状等)の1つのみが発現していた患者には、本剤の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ、必要に応じて入院のもとで投与を行うこと。
・過敏症の症状又は徴候が認められていなかった患者に対しても、直ちに医療施設に連絡できることを確認した上で投与を行うこと。

を追記し、本剤の使用に関する記載を

「本剤の使用に際しては、患者又はそれに代わる適切な者に、次の事項について良く説明し同意を得た後、使用すること。
3)本剤の投与後過敏症が発現し、まれに致死的となることが報告されている。過敏症を注意するカードに記載されている徴候又は症状である発熱、皮疹、疲労感、倦怠感、胃腸症状(嘔気、嘔吐、下痢、腹痛等)及び呼吸器症状(呼吸困難、咽頭痛、咳等)等が発現した場合は、直ちに担当医に報告し、本剤の服用を中止すべきか否か指示を受けること。また、過敏症を注意するカードは常に携帯すること。
4)本剤の再投与により重症又は致死的な過敏症が数時間以内に発現する可能性がある。従って、本剤の服用を中断した後に再び服用する際には、必ず担当医に相談すること。担当医又は医療施設を変わる場合には本剤の服用歴がある旨を新しい担当医に伝えること。

と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項の過敏症に関する記載を

「過敏症
(1)海外臨床試験において、本剤投与患者の約%に過敏症の発現を認めており、まれに致死的となることが報告されている。
(2)過敏症は、通常、本剤による治療開始6週以内(中央値11日)に発現するが、その後も継続して観察を十分に行うこと。」

と改め、

「過敏症
3)過敏症の特徴は多臓器及び全身に症状を認めることである。通常、認められる徴候又は症状は発熱、胃腸症状(嘔気、嘔吐、下痢、腹痛等)、皮疹、嗜眠及び倦怠感である。他に、筋痛、関節痛、浮腫、呼吸器症状(呼吸困難、咽頭痛、咳等)、頭痛、感覚異常が認められる。なお、皮疹は多様であり、通常、斑状丘疹性皮疹又は蕁麻疹として認められるが、認めないこともある。
4)身体所見では、リンパ節腫脹、ときに粘膜障害(結膜炎、口腔潰瘍)及び血圧低下が認められる。過敏症の発現に伴い、肝酵素値の上昇、CPK上昇、クレアチニン上昇及びリンパ球減少等の臨床検査値異常を認めることがある。
5)過敏症に関連した腎不全及びアナフィラキシーが報告されている。」

を削除し、

「過敏症
(3)過敏症の特徴は多臓器及び全身に症状を認めることである。過敏症を発現するほとんどの患者に発熱又は皮疹が認められる。過敏症の徴候又は症状は以下のとおりである。
皮 膚:皮疹(通常、斑状丘疹性皮疹又は蕁麻疹)
消化器:嘔気、嘔吐、下痢、腹痛、口腔潰瘍
呼吸器:呼吸困難、咽頭痛、咳
精神神経系:頭痛、感覚異常
血 液:リンパ球減少
肝 臓:肝機能検査値異常(AST(GOT)、ALT(GPT)等の上昇)、肝不全
筋骨格:筋痛、筋変性(横紋筋融解、筋萎縮等)、関節痛、CK
(CPK)上昇
泌尿器:クレアチニン上昇、腎不全
 眼 :結膜炎
その他:発熱、嗜眠、倦怠感、疲労感、浮腫、リンパ節腫脹、血圧低下、粘膜障害、アナフィラキシー

を追記し、過敏症に関する記載を

「過敏症
(4)過敏症に関連する症状は、本剤の投与継続により悪化し、生命を脅かす可能性がある。通常、本剤の投与中止により回復する。
(5)本剤による過敏症発現後の再投与により、症状の再発が数時間以内に認められる。これは初回よりさらに重篤であり、重篤な血圧低下が発現する可能性及び死に至る可能性がある。従って、過敏症が発現した場合は、本剤の投与を中止し、決して再投与しないこと。」

と改め、

膵炎があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

を追記する。

〈参考〉企業報告


4.【医薬品名】セボフルラン

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の「重大な副作用」の項に

横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行なうこと。

を追記する。

〈参考〉石井 健,他:悪性高熱研究会:20(1995)
前田俊一,他:日本麻酔学会関東甲信越地方会:69(2000)


5.【医薬品名】臭化ベクロニウム

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の「重大な副作用」の項に

横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

を追記する。


6.【医薬品名】塩酸プロピベリン

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の「重大な副作用」の項に

横紋筋融解症:筋肉痛、脱力感、CK(CPK)上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
血小板減少:血小板減少があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):皮膚粘膜眼症候群
(Stevens-Johnson症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
QT延長、心室性頻拍:QT延長、心室性頻拍、房室ブロック、徐脈等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ−GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

を追記し、「重大な副作用(類薬)」の項を削除する。

〈参考〉企業報告


7.【医薬品名】アザチオプリン

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項の骨髄機能抑制に関する記載を

「骨髄機能抑制、肝機能障害等の重篤な副作用が起こることがあるので、頻回に臨床検査(血液検査、肝機能、腎機能検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察すること。異常が認められた場合には、減量・休薬等の適切な処置を行うこと。また、使用が長期間にわたると副作用が強くあらわれることがあるので、投与は慎重に行うこと。〔「重大な副作用」の項参照〕

と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項に

肝機能障害、黄疸

を追記し、「その他の副作用」の項の

「肝 臓:肝障害、黄疸」

を削除し、[その他の注意]の項に

肝中心静脈閉塞(症)、結節性再生性過形成等の所見を認めたとの報告がある。

を追記する。

〈参考〉企業報告


8.【医薬品名】塩酸セフェピム

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。  

[副作用]の「重大な副作用」の項の無顆粒球症に関する記載を

汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」

と改め、

肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、Al−P、LDH、γ−GTP、LAPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

を追記する。

〈参考〉企業報告


9.【医薬品名】アムホテリシンB(錠剤、シロップ剤)

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[禁忌]の項を新たに設け、

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

を追記し、[重要な基本的注意]の項に

本剤は、消化管からほとんど吸収されないため全身性の真菌感染症に対しては無効である。

を追記し、[副作用]の項に新たに「重大な副作用」として

皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群):皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

を追記する。

〈参考〉企業報告


10.【医薬品名】アムホテリシンB(注射剤)

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[用法・用量に関連する使用上の注意]の項に

静注においては、副作用発現により投与困難な場合があるので、初回は試験的に1mg(力価)を5%ブドウ糖注射液20mLに溶解し20〜30分かけて投与し、30分毎に体温、脈拍、呼吸、血圧を2〜4時間観察することが望ましい。

を追記し、1日総投与量に関する記載を

静注においては、1日総投与量は体重1kg当り1.5mg(力価)を超えないこと。」

と改め、休薬後7日以上を経た投与の再開に関する記載を

静注においては、休薬後7日以上を経て投与を再開する場合には用法・用量欄の記載に従い初回量より再開すること。」

と改め、[重要な基本的注意]の項に

腎障害(急性腎不全、尿細管性アシドーシス、腎石灰沈着、BUN上昇、クレアチニン上昇、低張尿等)があらわれることがあるので、定期的に腎機能、血清電解質(特にカリウム、マグネシウム)の検査を行うなど、観察を十分に行い、異常が認められた場合は減量、休薬、血清電解質の補正等適切な処置を行うこと。特にこれらの症状が重篤な場合には患者の回復を待って投与を再開すること。総投与量が5gを超えると不可逆的な腎障害があらわれることがあるので十分に注意すること。また、本剤投与前に補液及びナトリウム補給を行うことにより、腎毒性の発現を低下させることがある。
本剤は毒性が強く、患者によって忍容性の変動が大きいため、定期的に腎機能、肝機能、血清電解質(特にカリウム、マグネシウム)血球数等の検査を行うなど、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量、休薬等適切な処置を行うこと。

を追記し、[副作用]の「重大な副作用」の項の心停止、心不全、不整脈に関する記載を

「心停止、心不全、不整脈(心室細動等):心停止、心不全、不整脈(心室細動等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。」

と改め、

腎障害:急性腎不全、高窒素血症、尿細管性アシドーシス、腎石灰沈着等の腎障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、無尿、乏尿、BUN上昇、クレアチニン上昇、低張尿等があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群):皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー様反応:アナフィラキシー様反応があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
無顆粒球症:無顆粒球症があらわれることがあるので、定期的に検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肺水腫:肺水腫があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

を追記する。

〈参考〉企業報告


11.【医薬品名】塩酸バンコマイシン(経口剤)

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項の偽膜性大腸炎等の腸管病変が高度でかつ高度の腎障害患者に関する記載を

「偽膜性大腸炎等の腸管病変が重篤でかつ高度の腎障害患者(血液透析中等)では、本剤の経口投与により蓄積を起こす可能性があり、塩酸バンコマイシンの静脈内投与で報告されているものと同様な副作用が発現する危険性があるので注意すること。〔「重大な副作用」、「薬物動態」の項参照〕」

と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項に

注射用塩酸バンコマイシン製剤で、アナフィラキシー様症状、急性腎不全、間質性腎炎、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死症(Lyell症候群)、剥脱性皮膚炎、第8脳神経障害、偽膜性大腸炎があらわれることが報告されているので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

を追記する。

〈参考〉企業報告


12.【医薬品名】クエン酸モサプリド

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[副作用]の項に新たに「重大な副作用」として

肝機能障害:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ−GTPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。

を追記する。

〈参考〉企業報告


13.【医薬品名】ミコフェノール酸モフェチル

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項に

本剤は、イノシンモノホスフェイト脱水素酵素(IMPDH)阻害剤であるため、ヒポキサンチン−グアニン−ホスホリボシルトランスフェラーゼ(HGPRT)欠損症(Lesch-Nyhan症候群、Kelley-Seegmiller症候群)の患者に使用すると、高尿酸血症を増悪させる可能性があるので十分注意すること。

を追記する。

〈参考〉企業報告


14.【医薬品名】エレンタール

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項を新たに設け、

ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。

を追記し、[適応上の注意]の項の

「ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。」

を削除する。


15.【医薬品名】エレンタールP

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項に

ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。特に、鉄欠乏性貧血が認められた場合には鉄剤の併用等の処置が有効なことがある。また、長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。

を追記し、[適応上の注意]の項の

「ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。特に、鉄欠乏性貧血が認められた場合には鉄剤の併用等の処置が有効なことがある。」

を削除する。


16.【医薬品名】クリニミール

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項に

ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。

を追記し、[適応上の注意]の項の

「ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。」

を削除する。


17.【医薬品名】 エンシュア・リキッド
エンシュア・H

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項に

ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。

を追記し、

「ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。」

を削除する。


18.【医薬品名】 ハーモニック−F
ハーモニック−M
ベスビオン
ラコール

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項に

ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。類薬の長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。

を追記し、[適応上の注意]の項の

「ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。」

を削除する。


19.【医薬品名】ツインライン

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項に

ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。類薬の長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。

を追記し、

「ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。」

を削除する。


20.【医薬品名】エンテルード

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項に

ビタミン、電解質及び微量元素の不足を生じる可能性があるので、必要に応じて補給すること。類薬の長期投与中にセレン欠乏症(心機能の低下、爪白色変化、筋力低下等)があらわれたとの報告がある。

を追記する。


21.【医薬品名】メシル酸ペルゴリド

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[重要な基本的注意]の項を

「体位性ないし持続性の低血圧がみられることがあるので、本剤の投与は少量から開始し、血圧等の観察を十分に行い、慎重に投与すること。
眠気がみられることがあるので、自動車の運転、高所での作業等、危険を伴う作業には従事させないように注意すること。」

と改め、[副作用]の「重大な副作用」の項に

意識障害、失神:過度の血圧低下を起こし、一過性の意識障害、失神があらわれることがあるので、そのような場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ−GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。

を追記する。

〈参考〉企業報告



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