アンジオテンシン変換酵素阻害薬 |
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名称及び製剤 | 治療に関する項目 | 使用上の注意に関する項目 | 作用機序と体内動態 | 化学構造及び物性 |
アラセプリル |
〔効〕本態性高血圧症,腎性高血圧症. 〔用〕(内)1日25〜75mgを1〜2回に分服.1日100mgまで. |
〔禁〕本剤過敏歴.血管浮腫の既往歴.デキストラン硫酸セルロースを用いたLDLアフェレーシス,AN69®を用いた血液透析.他のアンジオテンシン変換酵素阻害薬による血管神経性浮腫既往歴. 〔慎〕重篤な腎機能障害,腎動脈狭窄,高齢者. 〔相〕併用禁忌:(1)デキストラン硫酸セルロースと用いた吸着器によるアフェレーシスの施行(ショックを起こすことがある). (2)アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた透析(アナフィラキシー様症状を発現). 併用注意:(1)カリウム保持性利尿薬(スピロノラクトン,トリアムテレン等),カリウム補給薬(血清カリウム値が上昇). (2)利尿降圧薬(チアジド系利尿薬(ヒドロクロロチアジド等),ループ利尿剤等),減塩療法,血液透析の治療(降圧作用が増強). (3)リチウム(リチウム中毒). (4)アロプリノール(Stevens-Johnson症候群,関節痛等が発現). (5)非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシン等)(本剤の降圧作用が減弱). 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫,無顆粒球症,天疱瘡様症状. 〔重大な副作用(類薬)〕汎血球減少,急性腎不全. 〔その他の副作用〕BUN,クレアチニンの上昇,たん白尿,白血球減少,貧血,血小板減少,好酸球増多,発疹,そう痒感,起立性低血圧,胸部不快感,動悸,咳嗽,咽喉頭部異物感,喀痰増加,めまい,ふらつき感,頭重,頭重,眠気,浮遊感,四肢しびれ感,口内しびれ感,悪心,下痢,食欲不振,胃部不快感,胸やけ,口渇,口内炎,味覚異常,GPTの上昇,GOT,γ-GTP,Al-Pの上昇,黄疸,全身倦怠感,顔面のほてり,血清カリウム値の上昇,抗核抗体の陽性例. 〔妊〕投与しない(妊娠中期及び末期に投与された患者で,羊水過少症,胎児・新生児の死亡,新生児の低血圧,腎不全,高カリウム血症,頭蓋の形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢の拘縮,頭蓋顔面の変形等が発現). 〔乳〕授乳中止. 〔小児〕安全性は確立していない. 〔服薬指導〕降圧作用に基づく眩暈など→車の運転などに注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:406.50 |
alacepril ◆使用上の注意改定指示 |
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塩酸イミダプリル |
〔効〕高血圧症,腎実質性高血圧症. 〔用〕(内)5〜10mgを1日1回投与.重症高血圧症,腎障害を伴う高血圧症又は腎実質性高血圧症の患者は2.5mgから投与開始. |
〔禁〕本剤に対して過敏症の患者,他のアンジオテンシン変換酵素阻害剤による血管浮腫の既往歴のある患者.デキストラン硫酸セルロースを用いたLDLアフェレーシス施行中の患者.アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69R®)を用いた血液透析施行中の患者. 〔慎〕重篤な腎障害,両側性腎動脈狭窄,高齢者. 〔相〕併用注意:(1)カリウム保持利尿薬との併用で血清カリウム値が上昇. (2)利尿降圧薬との併用で降圧作用の増強. (3)リチウム製剤との併用でリチウム中毒. (4)インドメタシン(降圧作用減弱). 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫,血小板減少. 〔重大な副作用(類薬)〕汎血球減少,急性腎不全. 〔その他の副作用〕赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・血小板数の減少,好酸球増多,頭痛,眩暈,ふらつき,たちくらみ,動悸,悪心・嘔吐,胃部不快感,腹痛,発疹,そう痒感,咳,咽頭部異和感・不快感,倦怠感,顔面潮紅,血清カリウム上昇,肝障害,腎障害. 〔妊〕投与しない. 〔乳〕授乳を避ける. 〔服薬指導〕降圧作用に基づく眩暈等→車の運転等に注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:441.91 |
imidapril HCl ◆使用上の注意改定指示 |
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塩酸キナプリル |
〔効〕高血圧症. 〔用〕(内)5〜20mgを1日1回経口投与.ただし,重症高血圧症又は腎障害を伴う高血圧症では5mgから投与を開始. |
〔禁〕本剤に対する過敏症の既往歴,ACE阻害剤による血管浮腫の既往歴,デキストラン硫酸セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析中,妊婦又はその可能性. 〔慎〕重篤な腎機能障害(クレアチニンクリアランスが30mL/分以下,又は血清クレアチニン値が3mg/dLを超える場合),両側性腎動脈狭窄,高齢者. 〔相〕併用注意:(1)カリウム保持性利尿薬あるいはカリウム製剤(血清カリウム値の上昇). (2)リチウム(外国において他のACE阻害剤との併用でリチウム中毒). (3)テトラサイクリン(本剤に含有される炭酸マグネシウムを原因とする吸収阻害の報告). (4)インドメタシン(外国において降圧作用減弱の報告). 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫→中止. 〔その他の副作用〕BUN,血清クレアチニンの上昇,急性腎不全→減量又は中止.発疹→中止. 〔高齢〕過度の降圧は好ましくないため,少量(例えば5mg/日)から投与を開始する. 〔妊〕妊娠中期及び末期の投与で羊水過少症,胎児・新生児の死亡等が報告されており投与しない. 〔乳〕授乳中止. 〔小児〕安全性は確立していない. 〔備〕インスリン又は経口血糖降下剤の投与中にACE阻害剤の投与で低血糖が起こりやすいとの報告がある.外国において膵炎の発現報告あり. 〔服薬指導〕血圧低下による眩暈,ふらつき→自動車の運転など危険を伴う機械の作業に注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:474.98 |
quinapril HCl ◆使用上の注意改定指示 |
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塩酸テモカプリル |
〔効〕高血圧症,腎実質性高血圧症,腎血管性高血圧症. 〔用〕(内)1日1回2〜4mg経口投与.ただし,1日1回1mgから投与開始し,必要に応じ4mgまで漸次増量. |
〔禁〕本剤に対する過敏症の既往歴,ACE阻害薬による血管浮腫の既往歴,デキストラン硫酸セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析中,妊婦又はその可能性. 〔慎〕重篤な腎機能障害(クレアチニンクリアランスが30mL/分以下,又は血清クレアチニン値が3mg/dLを超える場合),両側性腎動脈狭窄,重篤な肝機能障害,高齢者. 〔相〕併用注意:(1)カリウム保持性利尿薬あるいはカリウム製剤(血清カリウム値の上昇). (2)利尿降圧剤(急激な血圧低下). (3)リチウム(類薬でリチウム中毒の報告). (4)アドレナリン作動性ニューロン遮断薬,硫酸グアネチジン(降圧作用増強). (5)ニトログリセリン貼付剤(降圧作用増強). (6)非ステロイド製消炎鎮痛薬(降圧作用の減弱). 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫→投薬中止し適切な処置. 〔重大な副作用(類薬)〕汎血球減少,無顆粒球症,急性腎不全,ネフローゼ症候群,天疱瘡様症状. 〔その他の副作用〕発疹,そう痒,白血球減少,好酸球増多,貧血,血小板減少→中止. 〔高齢〕過度の降圧は好ましくないため,少量(例えば1mg/日)から投与を開始する. 〔妊〕妊娠中期及び末期の投与で羊水過少症,胎児・新生児の死亡等が報告されており,投与しない. 〔乳〕授乳中止. 〔小児〕安全性は確立してない. 〔備〕インスリン又は経口血糖降下剤の投与中にACE阻害剤の投与で低血糖が起こりやすいとの報告がある. 〔服薬指導〕血圧低下による眩暈,ふらつき→自動車の運転など危険を伴う機械の作業に注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:513.08 |
tamocapril HCl |
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塩酸デラプリル |
〔効〕本態性高血圧症,腎性高血圧症,腎血管性高血圧症. 〔用〕(内)1日15mgから開始,1日30〜60mgを2回に分服.1日120mgまで. |
〔禁〕本剤過敏症の既往歴,他のアンジオテンシン変換酵素阻害薬による血管神経性浮腫の既往歴,デキストラン硫酸セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析施工中,妊娠又は妊娠している可能性. 〔慎〕薬剤過敏症の既往歴,重篤な腎障害,両側性腎動脈狭窄,脳血管障害,高齢者. 〔相〕併用禁忌:(1)デキストラン硫酸セルロースと用いた吸着器によるアフェレーシスの施行(ショックを起こすことがある). (2)アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた透析(アナフィラキシー様症状を起こすことがある). 併用注意:(1)カリウム保持性利尿薬(スピロノラクトン,トリアムテレン等),カリウム補給薬(血清カリウム値が上昇). (2)利尿降圧薬(チアジド系利尿薬(ヒドロクロロチアジド等)(降圧作用が増強). (3)リチウム(リチウム中毒). 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫,急性腎不全. 〔その他の副作用〕発疹,そう痒,めまい,ふらつき,立ちくらみ,頭重,頭重,不眠,眠気,肩こり,しびれ感,耳鳴,悪心,嘔吐,食欲不振,胃部不快感,胸やけ,腹痛,下痢,便秘,(0.1%未満)口渇,口内炎,味覚異常,腹部膨満感,ほてり,のぼせ感,動悸,胸部痛,白血球減少,好酸球増多,GOT・GPT・Al-P・LDH・γ-GTPの上昇,黄疸,BUN,クレアチニンの上昇,たん白尿,せき,咽頭痛,倦怠感,脱力感,発汗,血清カリウム,総コレステロール,尿酸の上昇,尿糖,抗核抗体の陽性,息切れ,嗄声,浮腫,四肢の疼痛,筋けいれん. 〔妊〕投与しない(妊娠中期及び末期に投与された患者で,羊水過少症,胎児・新生児の死亡,新生児の低血圧,腎不全,高カリウム血症,頭蓋の形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢の拘縮,頭蓋顔面の変形等が現れたとの報告がある). 〔乳〕授乳中止. 〔服薬指導〕降圧作用に基づく眩暈など→車の運転などに注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:489.01 |
delapril HCl ◆使用上の注意改定指示 |
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塩酸ベナゼプリル |
〔効〕高血圧症. 〔用〕(内)5〜10mgを1日1回投与.重症高血圧症又は腎障害を伴う高血圧症の場合は,2.5mgから投与を開始. |
〔禁〕本剤に対して過敏症の患者,他のアンジオテンシン変換酵素阻害剤による血管浮腫の既往歴,デキストラン硫酸セルロースを用いたLDLアフェレーシス施行中,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析施行中,妊婦又はその可能性. 〔慎〕重篤な腎障害,両側性腎動脈狭窄. 〔相〕併用注意:(1)カリウム保持利尿薬あるいはカリウム製剤との併用で血清カリウム値が上昇. (2)リチウム製剤との併用でリチウム中毒. (3)インドメタシン(本剤の作用減弱). (4)他の降圧薬(降圧利尿薬,硫酸グアネチジン等),ニトログリセリン(降圧作用増強). 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫,急性腎不全. 〔重大な副作用(類薬)〕ネフローゼ症候群,天疱瘡様症状,腎障害のある患者,SLEの患者で好中球減少,無顆粒球症,膵炎. 〔その他の副作用〕発疹,光線過敏症,赤血球減少,白血球減少,眩暈,ふらつき,頭痛,眠気,不眠,いらいら感,不安,抑うつ,協調異常,過度の血圧低下,動悸,胸部不快感,嘔気・嘔吐,胃のもたれ,心窩部痛,腹部膨満感,下痢,便秘,咳嗽,咽頭部不快感,副鼻腔炎,倦怠感,脱力感,味覚異常,霧視,耳鳴,性欲減退. 〔妊〕投与しない. 〔乳〕授乳を中止する. 〔服薬指導〕降圧作用に基づく眩暈等→車の運転等に注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:460.96 |
benazepril HCl ◆使用上の注意改定指示 |
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カプトプリル |
〔効〕本態性・腎性・腎血管性高血圧症,悪性高血圧. 〔用〕(内)1日37.5〜75mgを2〜3回に分服,1日150mgまで. |
〔禁〕本剤過敏歴,他のアンジオテンシン変換酵素阻害薬による血管神経性浮腫既往歴,デキストラン硫酸セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析施工中,妊娠又は妊娠している可能性. 〔慎〕重篤な腎障害(血清クレアチニン値が3mg/dLを超える場合),両側性腎動脈狭窄,造血障害,全身性エリテマトーデス(SLE)などの免疫異常,重篤な肝障害,消化性潰瘍又はその既往歴,脳血管障害,光線過敏症の既往歴,高齢者. 〔相〕併用注意:(1)カリウム保持性利尿薬(スピロノラクトン,トリアムテレン等),カリウム補給薬(血清カリウム値が上昇). (2)利尿降圧薬(チアジド系利尿薬(ヒドロクロロチアジド等)(降圧作用が増強). (3)アロプリノール(本剤の代謝が抑制). (4)リチウム(リチウム中毒). (5)エピネフリン作動性ニューロン遮断薬(硫酸グアネチジン)(降圧作用が増強). (6)ニトログリセリン(貼付剤)(降圧作用が増強). (7)インドメタシン等非ステロイド性消炎鎮痛薬(本剤の降圧作用が減弱). 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫,汎血球減少症,無顆粒球症,急性腎不全,ネフローゼ症候群,天疱瘡様症状. 〔重大な副作用(外国)〕心筋梗塞,心停止,アナフィラキシー様反応,皮膚粘膜眼症候群,錯乱,膵炎. 〔その他の副作用〕貧血,好酸球増多,血小板減少,白血球減少,BUN,血清クレアチニン上昇,たん白尿,発熱,好酸球増多を伴う発疹,発疹,そう痒,光線過敏症,味覚異常,頭痛,めまい,眠気,頭重感,食欲不振,悪心・嘔吐,胃部不快感,下痢,腹痛,GOT・GPT・γ-GTPの上昇,黄疸,Al-P・LDHの上昇,起立性低血圧,動悸,息切れ,胸痛,胸部不快感,レイノー様症状,咳嗽,脱力感,血清カリウム値の上昇,発熱,筋肉痛,口渇,口内炎,歯痛の増強,知覚異常,嗄声,四肢のしびれ感,顔面潮紅. 〔妊〕妊娠中期及び末期に投与された患者で,羊水過少症,胎児・新生児の死亡,新生児の低血圧,腎不全,高カリウム血症,頭蓋の形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢の拘縮,頭蓋顔面の変形等が現れたとの報告があり投与しない. 〔乳〕授乳中止. 〔貯〕カプセル:30℃以下で保存.40℃以上の保存(2箇月以上)で放出が速くなる. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:217.28 |
captopril ◆使用上の注意改定指示 |
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カプトリル-R |
〔効〕本態性高血圧症,腎性高血圧症. 〔用〕(内)1日37.5〜75mgを2回に分服.だだし,1日18.75〜37.5mg(1〜2回に分服)から開始. |
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トランドラプリル |
〔効〕高血圧症. 〔用〕(内)1日1回1〜2mg経口投与.ただし,重症高血圧症又は腎障害を伴う高血圧症の場合は0.5mgから投与を開始する. |
〔禁〕本剤に対する過敏症の既往歴,ACE阻害薬による血管浮腫の既往歴,デキストラン硫酸セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析中,妊婦又はその可能性のある婦人. 〔慎〕重篤な腎機能障害(血清クレアチニンクリアランスが30mL/分以下,又は血清クレアチニン値が3mg/dLを超える場合),両側性腎動脈狭窄,重篤な肝障害,高齢者. 〔相〕併用注意:(1)カリウム保持性利尿薬あるいはカリウム製剤(血清カリウム値の上昇). (2)利尿降圧薬(急激な血圧低下). (3)リチウム(類薬でリチウム中毒の報告). (4)インドメタシン(降圧作用の減弱). 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫→中止. 〔重大な副作用(類薬)〕急性腎不全→中止. 〔その他の副作用〕貧血,白血球減少,BUN・クレアチニンの上昇,発疹,そう痒,頭痛,眩暈等. 〔高齢〕過度の降圧は好ましくないため,少量(例えば0.5mg/日)から投与を開始する. 〔妊〕妊娠中期及び末期の投与で羊水過少症,胎児・新生児の死亡等が報告されており投与しない. 〔乳〕授乳中止. 〔小児〕安全性は確立していない. 〔備〕インスリン又は経口血糖降下剤の投与中にACE阻害剤の投与で低血糖が起こりやすいとの報告がある.過量投与による過度の低血圧時には生理食塩液の静脈内投与. 〔服薬指導〕血圧低下による眩暈,ふらつき→自動車の運転など危険を伴う機械の作業に注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:430.54 |
trandolapril ◆使用上の注意改定指示 |
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ペリンドプリルエルブミン |
〔効〕高血圧症. 〔用〕(内)5〜10mgを1日1回経口投与.1日最大量は8mgまで. |
〔禁〕本剤に対する過敏症の既往歴,ACE阻害薬による血管浮腫の既往歴,デキストラン硫酸セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシスを施行中,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜を用いた血液透析中,妊婦又はその可能性. 〔慎〕重篤な腎機能障害(血清クレアチニンクリアランスが30mL/分以下,又は血清クレアチニン値が3mg/dLを超える場合),両側性腎動脈狭窄,高齢者. 〔相〕併用注意:(1)カリウム保持性利尿薬あるいはカリウム製剤(血清カリウム値の上昇). (2)リチウム製剤(本剤のナトリウム排泄増加作用によりリチウム中毒). (3)利尿降圧薬(ナトリウム利尿により血中レニン活性が上昇し本剤の降圧降下の増強). (4)インドメタシン(プロスタグランジンI2,E2の生成を抑制するため降圧作用の減弱). 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫,急性腎不全. 〔その他の副作用〕発疹,BUN・血清クレアチニンの上昇,ふらつき,頭痛,動悸,咳嗽. 〔高齢〕過度の降圧は好ましくないため,少量から投与を開始する. 〔妊〕妊娠中期及び末期の投与で羊水過少症,胎児・新生児の死亡等が報告されており投与しない. 〔乳〕授乳を中止. 〔小児〕安全性は確立していない. 〔服薬指導〕血圧低下によるめまい,ふらつき→自動車の運転など危険を伴う機械の作業に注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:441.61 |
perindopril erbumine ◆使用上の注意改定指示 |
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マレイン酸エナラプリル |
〔効〕(1)本態性・腎性・腎血管性高血圧症,悪性高血圧. (2)慢性心不全(軽〜中等度). 〔用〕(1)1日1回5〜10mgを服用,腎性・腎血管性高血圧症及び悪性高血圧では2.5mgから投与開始. (2)ジギタリス製剤,利尿剤等と併用のこと.1日1回5〜10mg服用. |
〔禁〕本剤過敏歴,他のアンジオテンシン変換酵素阻害剤による血管神経性浮腫既往歴,デキストラン硫酸セルロースを用いた吸着器によるアフェレーシス施行中,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析施工中,妊娠又は妊娠している可能性. 〔慎〕重篤な腎障害,両側性腎動脈狭窄,脳血管障害,高齢者. 〔相〕併用注意:(1)カリウム保持性利尿薬(スピロノラクトン,トリアムテレン),カリウム補給薬(塩化カリウム)〔血清カリウム値が上昇〕. (2)利尿降圧薬,利尿薬(ヒドロクロロチアジド)〔一過性の急激な血圧低下〕. (3)リチウム(炭酸リチウム)〔リチウム中毒〕. (4)エピネフリン作動性ニューロン遮断薬(硫酸グアネチジン)〔降圧作用が増強〕. (5)ニトログリセリン〔降圧作用が増強〕. (6)インドメタシン〔降圧作用が減弱〕. (7)リファンピシン〔降圧作用が減弱〕. 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫,急性腎不全,無顆粒球症,膵炎,間質性肺炎,剥脱性皮膚炎,中毒性表皮壊死症,Stevens-Johnson症候群,天疱瘡,錯乱,心筋梗塞,狭心症,肝不全. 〔その他の副作用〕BUN,クレアチニン上昇,ヘモグロビン,ヘマトクリット低下,白血球減少,血小板減少,好酸球増多,光線過敏症,多汗,脱毛,発疹,そう痒,蕁麻疹,抑うつ,めまい,頭痛,眠気,いらいら感,不眠,低血圧,動悸,起立性低血圧,胸痛,舌炎,便秘,腹痛,食欲不振,嘔気,嘔吐,下痢,消化不良,口内炎,GOT・GPT上昇,黄疸,咳嗽,咽(候)頭不快感,喘息,嗄声,耳鳴,筋肉痛,倦怠感,血清カリウム値上昇,ほてり,発熱,潮紅,口渇,味覚異常,疲労,脱力感,しびれ,インポテンス,血清ナトリウム値低下. 〔妊〕投与しない(妊娠中期及び末期に投与された患者で,羊水過少症,胎児・新生児の死亡,新生児の低血圧,腎不全,高カリウム血症,頭蓋の形成不全及び羊水過少症によると推測される四肢の拘縮,頭蓋顔面の変形等が現れたとの報告). 〔乳〕授乳中止. 〔小児〕安全性は確立していない. 〔服薬指導〕降圧作用に基づくめまいなど→車の運転などに注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:492.52 |
enalapril maleate |
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リシノプリル |
〔効〕(1)高血圧症. (2)慢性心不全. 〔用〕(1)(内)10〜20mgを1日1回投与.重症高血圧症又は腎障害を伴う高血圧症の場合は5mgから投与を開始. |
〔禁〕本剤に対して過敏症の患者,他のアンジオテンシン変換酵素阻害剤による血管浮腫の既往歴,デキストラン硫酸セルロースを用いたLDLアフェレーシス施行中,アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析施行中,妊婦又はその可能性. 〔慎〕重篤な腎障害,両側性腎動脈狭窄の患者.高齢者,脳血管障害. 〔相〕併用注意:(1)カリウム保持利尿薬との併用で血清カリウム値が上昇. (2)リチウム製剤との併用でリチウム中毒. (3)インドメタシンとの併用で降圧効果が減弱. 〔副〕〔重大な副作用〕血管浮腫,急性腎不全. 〔重大な副作用(外国)〕膵炎. 〔その他の副作用〕貧血,白血球減少,発疹,そう痒,眩暈,ふらつき,頭痛・頭重,GOT・GPT・LDHの上昇,倦怠感,血清カリウム値上昇,眠気,動悸,過度の血圧低下,起立性低血圧,胸部不快感,胃痛,胃部不快感,嘔気,下痢,肝炎,黄疸,咳嗽,咽頭部刺激感・不快感,口渇,脱力感,腎機能障害. 〔妊〕投薬しない. 〔乳〕授乳を中止する. 〔服薬指導〕降圧作用に基づく眩暈等→車の運転等に注意. |
〔作用機序〕 〔体内動態〕 |
mw:441.52 |
lisinopril |
■病原微生物に対する医薬品 | ■中枢・末梢神経系作用薬 | ■感覚器官用薬 | ■抗アレルギー用薬 |
■循環器官用薬 | ■呼吸器官用薬 | ■消化器官用薬 | ■抗炎症薬・抗リウマチ薬 |
■ホルモン | ■泌尿器疾患用薬 | ■婦人科疾患用薬 | ■皮膚疾患用薬 |
■ビタミン | ■血液作用薬 | ■輸液及び関連製剤 | ■糖尿病治療薬 |
■薬物拮抗薬・重金属中毒治療薬 | ■漢方製剤 | ■抗悪性腫瘍薬 | ■免疫抑制薬 |
■トキソイド・ワクチン類 | ■造影剤 | ■診断用薬 | ■殺菌消毒薬 |
■生活改善薬・その他 | ■製薬関連企業 | ■薬系大学 | ■機関・団体 |
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